![TikTokのイメージです。](https://takostec.com/wp-content/uploads/2023/05/us-ban-tiktok.jpg)
中国ByteDanceが提供する動画共有アプリ「TikTok」に関して、中国共産党が同アプリ内で生成されたすべての個人データへアクセス可能な権限を持っていたという証言があり、話題となっています。
米国のニューヨークタイムズによると、元エンジニアリングマネージャーが中国共産党が個人データへのアクセス権限を持っていたと証言し、波紋を広げています。
以前からTikTokは、中国政府や中国共産党に関連するとされる問題が指摘されてきました。中国政府が大規模な監視とデータ収集を行う上で、TikTokは理想的なツールとされています。
TikTokはこれまで、アメリカの利用者データを中国共産党から守るため、データをアメリカに移転する取り組みを行ってきました。
しかし、今回の証言によれば、中国共産党がバックドアチャネルを通じてアクセス可能な状態にあったと主張されています。
このニュースに対し、TikTokは9名の共和党議員から寄せられた質問に回答し、「米国ユーザーの個人情報が中国から繰り返しアクセスされている」とする報道は誤りであり、事実に基づかないと反論しています。
以上のように、中国共産党がTikTokのユーザーデータに「最高アクセス権限」を所持していたという証言が出ており、TikTokのデータセキュリティーに対する懸念が再び浮上しています。
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