最新スナドラ8cx Gen2搭載「HP Elite Folio」詳細レビュー【高スペック】

HPから発売されたChromebookの「HP Elite Folio」の外観です。

スペック・性能表

CPU Snapdragon 8cx Gen2PASSMARK3655
画面サイズ 13.5インチ画面種類IPS液晶
解像度 WUXGA+ (1920×1280)タッチパネル
表面処理 グレア(光沢) 2in1
メモリ容量  8GB/16GB メモリ規格 LPDDR4X
ストレージ容量 256GB/512GB M.2 SSD
(PCIe Gen3x4 NVMe)
駆動時間 21.1時間
インターフェースUSB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Cx2
ヘッドホン端子
生体認証顔認証
その他Webカメラ
Bluetooth5.0
日本語キーボード
 その他2GPS
HP Elite スリム アクティブペン
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac/axモバイル通信5G 4G対応
重量1.33kg幅x高さx奥行298.6×16.1×229.6 mm
カラーブラック 自動更新ポリシー 2029年6月

スナドラ8cx版 「HP Elite Folio」ってこんな機種

Snapdragonのラップトップ向け最新SOC 8cx Gen 2を搭載したChromebookです。

スマートフォン向けとしての用途がメインとなるSnapdragonをベースとしたSOCを使用している関係で、モバイル端末特有の5GやGPSに対応してきています。

PASSマークは3655とインテルの上位版とは比べられませんが、Pentium Silver N6000よりも数字は上。更にインテルCPUには搭載にひと手間かかるモバイル回線やGPSに対応しています。

他にも公称バッテリー時間21.1時間と驚異的な駆動時間となっております。

CPU詳細・PASSMARK

ラップトップ向けにリリースされたSnapdragon 8cx Gen 2ですが、8コア8スレッドでPASSMARK4103と比較的高性能なSOCとなっております。

第11世代のIntel Core i3-1115G4のPASSMARKが6352でIntel Pentium Silver N6000が3176なのでPentium以上Core i3未満です。

ただしCore i3-1115G4は2コア4スレッドに対してSnapdragon 8cx Gen 2は8コア8スレッドなので、マルチスレッドの効果が高い作業ならSnapdragon 8cx Gen 2の方が快適に動作する可能性はあります。

CPU Snapdragon
8cx Gen 2
PASSMARK4103
コア数8スレッド数8
基本クロック2.4GHz最高クロック3.2GHz
GPUAdreno 690
最低TDP7W最高TDP

ディスプレイ詳細

WUXGA+ (1920×1280) という変則的な解像度をしていますが、これはディスプレイが3:2になっている為です。

16:9のものと比較して縦方向に約18%多くのコンテンツを表示できるので、少ないスクロールで多くの情報を確認できます。ネットサーフィンやデータの閲覧、プログラミングに向いています。

逆に動画鑑賞などは16:9のものと比較すると上下に黒い帯ができてしまいます。

液晶はグレア(光沢)タイプになっているので、色鮮やかなコンテンツ向きです。写真や動画の閲覧には最適でしょう。

タッチパネルにも対応しているので、直感的な操作をしたりAndroidのアプリをスマートフォンのように操作したりと最大限活用できます。

画面サイズ 13.5インチ画面種類IPS液晶
解像度 WUXGA+ (1920×1280)タッチパネル
表面処理グレア(光沢)2in1

メモリ・ストレージ容量

メモリは8GB、もしくは16GBと大容量です。一般的にはChromebookは最低限4GBあれば快適に動くと言われているので、8GBや16GBあれば複数のタスクを同時にこなしたり、タブを大量に開いた状態でスプレッドシートで重い処理を行っても問題ないと思います。

ストレージはPCIe Gen3x4接続のM.2 SSDで256GBもしくは512GBと超高速で超大容量なものが使われています。

eMMCタイプのものよりもずっと高速な読み書きが可能なので、一般的なChromebookよりもアプリの立ち上げや動作がとても早いです。

メモリも高速な規格なので、あらゆる動作が早くストレスが溜まる事は無いでしょう。

種類容量 規格
メモリ8GB/16GBLPDDR4X
ストレージ256GB/512GBM.2 SSD
(PCIe Gen3x4 NVMe)

サイズ・重量

本体は13.5型でありながらとても薄い筐体となっており、重量も1.33kgと極端に軽いわけではありませんが、1.33kgと十分に持ち運べる重さです。

重量1.33kg幅x高さx奥行298.6×16.1×229.6 mm

インターフェイス・駆動時間・生体認証

インターフェイスは USB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Cポートが2つだけと少々心もとないです。周辺機器はフルサイズのUSB端子の場合がまだほとんどなので、せめてUSB-A端子1つは欲しかったところです。

昨今スマートフォンでのSDカード利用が減少している事を鑑みたのかは分かりませんが、ノートパソコンとしては一般的に搭載されているSDカードスロットもありません。

変形するギミックであるせいか、おそらくタブレットを意識している為だと思いますが、ノートパソコンとして利用するケースがほとんどとなるはずなので、最低限のインターフェイスは欲しかったです。

Type-CポートはPD(パワーデリバリー)やDP(ディスプレイポート)に対応しているので、充電しながら外部モニタへ映像を出力できます。

バッテリー駆動時間は約21時間と驚異的です。

一般的なChromebookが10時間という事を考えると、2倍以上のバッテリー駆動時間となります。

使い方にもよりますが、丸一日使用してもおそらく3日くらいは使えると思います。

生体認証は顔認証です。IR(赤外線)カメラを利用して認証できますが、指紋認証には対応していません。

インターフェイスUSB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Cx2
ヘッドホン端子
駆動時間21.1時間
生体認証顔認証

その他・通信関連・カラー

WEBカメラやBluetooth、日本語キーボードと一般的なものが揃っています。

Bluetoothのバージョンは5.0と最新ではないものの、使用にあたって特に問題になることは無いでしょう。

付属品として「HP Elite スリム アクティブペン」が付属しています。

キーボード上部に格納されているので、思いついたときにサッと取り出し使用することができます。

他にもあまり見られない珍しい機能としてGPSを搭載しており、5G対応SIMカードスロットと共にモバイル用途を強く意識したモデルとなっています。

カラーはブラック。

自動更新ポリシーは2029年6月です。

その他Webカメラ
Bluetooth5.0
日本語キーボード
その他2GPS
HP Elite スリム アクティブペン
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac/axモバイル通信5G対応
カラーブラック自動更新ポリシー2029年6月

【公式】HP Elite Folio 製品詳細

コメント

タイトルとURLをコピーしました