HPのハイエンド3モデル「HP Chromebook x360 13c」詳細比較レビュー【ハイエンド】

HPから発売された「Chromebook x360 13c」の外観です。
HP Chromebook x360 13c

スペック・性能表

CPU Core i7-10510U
Core i5-10210U
Core i3-10110U
PASSMARK6880
6461
4044
画面サイズ 13.5インチ画面種類IPS液晶
解像度 フルHD (1920×1080)タッチパネル
表面処理 グレア(光沢) 2in1コンバーチブル(回転)
メモリ容量  8GB/16GB メモリ規格 DDR4 PC4-21300
ストレージ容量 256GB PCIe NVME M.2 駆動時間 12時間
インターフェースUSB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2
microSDスロット
生体認証指紋
その他Webカメラ
Bluetooth5.1
日本語キーボード
 その他2加速度センサー
ジャイロセンサー
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac/axモバイルLTE
重量1.36kg幅x高さx奥行295×16.7×216.9 mm
カラーナチュラルシルバー自動更新ポリシー  2028年6月

スーペリア、エグゼクティブ、スイートの3モデル展開の詳細

HP Chromebook x360 13cは3モデル展開で安価な方から順にスーペリア、エグゼクティブ、スイートという珍しい構成になっております。

安価とは言いましたが、Core i3モデルの下位のスーペリアはでも128,000円と10万円の大台を軽く超えてきています。

その代わり全てのモデルでメモリは8GBでストレージはPCIe NVME M.2の256GB、Wi-Fi6、LTE対応などスペックも豪華仕様となっています。

Chromebookと言えども最高のスペックで選びたい方にはぴったりのモデルだと思います。

CPU詳細・PASSMARK

最上位のスイートモデルはCPUにCore i7-10510Uを搭載しています。

PASSMARKは6880とかなり派手な数字になっています。

4コア8スレッドで最高スレッドは5Ghz近くまで跳ね上がります。

中グレードのエグゼクティブはCore i5-10210Uを搭載し、こちらのPASSMARKはスイートモデルには及ばないものの、6461とかなりのハイスコアです。

スイートモデルのCore i7と同じく4コア8スレッドですが、最高クロックが4.2Ghzと低く設定されています。

最高クロックの違いはあれど、どちらも4コア8スレッドでPASSMARKも6000台と近いものがあるので、実際の使用感は近いものがありそうです。

最下位のスーペリアモデルであるCore i3-10110Uは、2コア4スレッドとかなり仕様が変わってきています。

その影響が大きく出ているのがPASSMARKで4044と半分まではいかないまでも、かなり数字に開きが出ています。

実際にこの機種を選ぶ方は、一番大きな差があるCPU性能をしっかりと見るべきで、普段遣いならスーペリアモデル、それ以上の事まで視野に入れるならエグゼクティブモデル以上を選ぶべきでしょう。

エグゼクティブモデルとスイートモデルとの性能差は大きくないので、自分が何をするのかしっかりと見定めてから選ぶのがいいと思います。

CPU Core i7-10510UPASSMARK6880
コア数4スレッド数8
基本クロック1.8Ghz最高クロック4.9Ghz
GPUIntel UHD Graphics
最低TDP10W最高TDP25W
スイートモデル
CPU Core i5-10210UPASSMARK6461
コア数4スレッド数8
基本クロック1.6Ghz最高クロック4.2Ghz
GPUIntel UHD Graphics
最低TDP10W最高TDP25W
エグゼクティブモデル
CPU Core i3-10110UPASSMARK4044
コア数2スレッド数4
基本クロック2.1Ghz最高クロック4.1Ghz
GPUIntel UHD Graphics
最低TDP10W最高TDP25W
スーペリアモデル

ディスプレイ詳細

ディスプレイは3モデルとも共通で13.5インチのIPS液晶です。

解像度はフルHDで表面はグレア(光沢)なので、解像度の高い美しい映像をそのまま閲覧することができます。

ただし映り込みなどにより画面が見づらくなってしまったり、目が疲れやすくもなります。

タッチパネルに対応したコンバーチブル(回転)タイプなので、ぐるっと1回転すればタブレットのようにも使えます。

画面サイズ 13.5インチ画面種類IPS液晶
解像度 フルHD (1920×1080)タッチパネル
表面処理グレア(光沢)2in1コンバーチブル(回転)

メモリ・ストレージ容量

メモリはとても高速なDDR4 PC4-21300に対応しており、スーペリア、エグゼクティブモデルが8GB、スイートモデルが16GBを搭載しています。

ストレージはPCIe NVME M.2に対応した256GBです。一般的なChromebookに採用されるeMMCとは一線を画す性能です。

最低限のスペックとして各社メモリ4GBストレージ32GBでローエンド製品をリリースしていますが、これらと比較するといかに余裕を持って作られているかが分かると思います。

CPUスペックの高さとも相まって、ほとんどの作業でストレスを感じることは無いでしょう。

種類容量 規格
メモリ8GB/16GBDDR4 PC4-21300
ストレージ256GBPCIe NVME M.2

サイズ・重量

サイズ・重量は3モデルとも同じです。

比較的コンパクトに設計されており、重量も1.36kgと13.5インチクラスとしてみるとまずまずの軽さだと思います。

Windowsノートパソコンの同じ価格帯なら1kgを切るモデルもありますが、HP Chromebook x360 13cは米国軍堅牢性規格のMIL-STD 810Gのテストに19項目クリアした堅牢性を重視したモデルでもあるので、十分軽量だと言えます。

重量1.36kg幅x高さx奥行295×16.7×216.9 mm

インターフェイス・駆動時間・生体認証

インターフェイスは3モデルとも共通です。

フルサイズのUSBポートが1つとType-Cポートが2つです。

Type-CポートはPD(パワーデリバリー)とDP(ディスプレイポート)に対応しているので、充電しながら外部モニタに映像を出力することができます。

駆動時間は12時間と長めです。一般的なChromebookが10時間ということを考えると、余裕を持って使えると思います。

生体認証は指紋認証に対応しています。スリープ状態からの復帰時などはわざわざパスワードを入力する必要が無いのでとても便利です。

インターフェイスUSB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2
microSDスロット
駆動時間12時間
生体認証指紋

その他・通信関連・カラー

その他の機能、カラーも3モデルとも共通です。

Bluetoothは5.1と新しいバージョンに対応しています。

最新の完全ワイヤレスイヤホンなどはバージョン5に対応していることが多くなってきたので、今まで以上に安定した通信で視聴することができます。

無線LANは最新バージョン6のaxに対応しています。対応している無線LANルーターが少ないのであまり活用できる機会がありませんが、後からバージョンアップすることは難しいので嬉しい点と言えるでしょう。

モバイル通信にも対応しているので、料金が安くなっているデータ専用の格安SIMを利用すれば、スマートフォンのバッテリー消費を気にしながら使わなくても済みます。

カラーはナチュラルシルバー1色、自動更新ポリシーは2028年6月です。

その他Webカメラ
Bluetooth5.1
日本語キーボード
その他2
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/ac/axモバイル通信LTE
カラーナチュラルシルバー自動更新ポリシー2028年6月

【公式】HP Chromebook x360 13c 製品詳細

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