Core m3版 ASUS「Chromebook Flip C434TA(AI0095)」詳細レビュー【ミドルエンド】

ASUSから発売されたCore m3版の「Chromebook Flip C434TA(AI0095)」の外観画像です。

そのまま使えばノートパソコンとして使え、回転させればタブレットとしても使用できる、一台二役のコンバーチブル型パソコンです。

回転するディスプレイは本体を開くとヒンジ部分が少し傾斜する設計で、快適なタイピングと冷却性能を実現しています。CPUは「インテル Core m3-8100Y」を搭載。低消費電力と長時間バッテリー駆動を実現しています。

スペック詳細

CPU Core m3-8100YPASSMARK3026
画面サイズ 14インチ画面種類IPS
解像度 フルHD (1920×1080)タッチパネル
表面処理 グレア(光沢) 2in1コンバーチブル(回転)
メモリ容量  4GB メモリ規格 LPDDR3 PC3-14900
ストレージ容量 eMMC:32GB駆動時間10時間
インターフェースUSB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Ax1/Type-Cx2
microSDスロット
生体認証
その他Webカメラ
Bluetooth4.0
日本語キーボード
 その他2 
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/acモバイル通信
重量1.45kg幅x高さx奥行320.9×15.7×202.3 mm
カラーシルバー自動更新ポリシー2026年6月

Core m3版 ASUS「Chromebook Flip C434TA」ってこんな機種

14インチと比較的大きめの画面サイズなので重量は少しありますが、腰を据えて作業する場合にも持ち運ぶ場合にも対応できるノートPCです。

Chromebook Flip C434TAシリーズの中でも比較的重い作業でも任せられるCore m3のCPUを搭載。

パワーも比較的高くある程度の重い作業でも快適な動作が見込める高機能Chromebookとなっています。

CPU・PASSMARK

CPUがCore m3と聞くと性能が低そうという印象を抱く人がいるかもしれませんが、この機種に採用されているCore m3-8100Yは2コアながら4スレッドに対応して最高クロックが3.4Ghzに達するなど性能が高めに設計されたCPUです。

PASSMARKは3026と2021年8月12日発売のHP Chromebook x360 14bに搭載されているPentium Silver 6000のスコアに迫る数字です。

搭載されているGPUも比較的高性能なものなので、2021年発売のCeleron搭載機よりも快適に使用できると思います。

CPU Core m3-8100YPASSMARK3026
コア数2スレッド数4
基本クロック1.1Ghz最高クロック3.4Ghz
GPUUHD Graphics 615
最低TDP4.5W最高TDP8W

ディスプレイ詳細

フルHD (1920×1080) なので格安Chromebookよりも写真や文字を高精細に見ることができます。

また、IPS液晶でもあるので、どの角度から見ても色ムラが発生しづらく、スマートフォンと近い感覚で見ることができます。

テキストがメインの作業でも写真や動画目的でもとても快適に使用することができると思います。

グレア(光沢)タイプなので、映り込みや反射が発生しやすく、またタッチ操作の際に指紋が残りやすくなります。

必要に応じて反射防止や防指紋加工のフィルムを貼るのもいいかもしれません。

ただグレアタイプなら画像や動画を鮮明に見ることができるので、そういった用途を考えているならそのままの方がいいと思います。

画面サイズ 14インチ画面種類IPS
解像度 フルHD (1920×1080)タッチパネル
表面処理グレア(光沢)2in1コンバーチブル(回転)

メモリ・ストレージ容量

メモリは4gbでストレージは32GBと標準的なスペックですが、この価格帯ならもう少し多くてもよかったのかなと思います。

加えて LPDDR3 と古い規格になっているのが少し残念です。

実使用ではよほど重い作業でなければ差を感じる事は無いと思いますが、次の機種で改善してもらいたい点です。

Chromebookとしてはメモリもストレージも必要最低限の容量といったところです。

種類容量 規格
メモリ4GBLPDDR3 PC3-14900
ストレージ32GBeMMC

サイズ・重量

サイズは 320.9×15.7×202.3 mm と14インチとしては比較的コンパクトにまとまっていると思います。

重量は 1.45kg と持ち運びにはやや重いと思いますが、持ち運べない重さではありません。

インターフェイスも一通りは揃っているので特に不便は無いでしょう。

重量1.45kg幅x高さx奥行320.9×15.7×202.3 mm

インターフェイス・駆動時間・生体認証

インターフェイスはごく一般的な構成です。

フルサイズの USB3.1 Gen1(USB3.0) がひとつとType-C が2つあるので、例えば Type-C で本体を充電しながらフルサイズの USB3.1 でスマートフォンの充電や高速なファイルのやり取りをするといったような使い方ができます。

稼働時間は10時間とこちらも一般的な動作時間です。

生体認証機能には対応していません。

インターフェイスUSB3.1 Gen1(USB3.0) Type-Ax1/Type-Cx2
microSDスロット
駆動時間10時間
生体認証

その他・通信関連・カラー

その他のインターフェイスですが、Bluetoothのバージョンが4.0ととても古いです。

省電力化や通信の安定性化など、最新の周辺機器が持つ便利な機能が対応していない可能性があります。

最低限の動作はもちろんするので、基本的には問題は無いと思いますが、気になる方は購入前に自身が持つ機器の対応状況をよく確認しておきましょう。

Wi-Fiはバージョン5のacまで対応しています。安定した高速な通信が期待できると思います。

モバイル通信には対応していません。

カラーはシルバーのみで、自動更新ポリシーは2026年6月です。

その他Webカメラ
Bluetooth4.0
日本語キーボード
その他2
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/acモバイル通信
カラーシルバー自動更新ポリシー2026年6月

まとめ

価格はそこまで高くない割に、他の兄弟機種よりも処理性能の高いCore m版を搭載しているので、普段使いからサクサクと違いを実感できると思います。

高いCPU性能を活かすためにメモリ8GBは欲しかったところですが、その分価格は抑えめになっています。

インターフェイスは一通り揃っていますし、持ち運びにもギリギリ許容範囲ということで、様々なケースで活躍してくれそうなスペックです。

タッチパネルにも対応しているので、多くのAndroidアプリが動作すると思います。

価格次第ではありますが、総じてはじめてのChromebookに向いている一台だと思います。

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【公式】ASUS Chromebook Flip C434TA(C434TA-AI0095) ※販売終了

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