![ASUSの「Chromebook Detachable」の外観です。](https://takostec.com/wp-content/uploads/2021/12/01-1024x576.jpg)
スペック詳細
CPU | MT8183 2GHz+2GHz | PASSMARK | 1679 |
---|---|---|---|
画面サイズ | 10.5インチ 10.1インチ | 画面種類 | TFT |
解像度 | 1920×1200 | タッチパネル | ○ |
表面処理 | グレア(光沢) | 2in1 | デタッチャブル(着脱式) |
メモリ容量 | 4GB | メモリ規格 | LPDDR4X-2933 |
ストレージ容量 | eMMC:128GB | 駆動時間 | 12.3時間 11.5時間 |
インターフェース | USB Type-C | 生体認証 | x |
その他 | Webカメラ Bluetooth4.2 日本語キーボード | その他2 | ASUS USI Pen |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | モバイル | x |
重量 | 506g/915g 500g/1034g | 幅x高さx奥行 | 255.44×16.9×167.2 mm 256.43×20.8×168.03 mm |
カラー | ミネラルグレー ブラック | 自動更新ポリシー | 2028年6月 |
ASUS Chromebook Detachable CM3とCZ1ってこんな機種
CM3とCZ1はどちらもLenovoのIdeaPad Duetと同じタイプの取り外し可能なキーボードカバーが付属した10.1インチの2in1デタッチャブル(脱着)タイプのChromebookです。
筆圧検知搭載の高性能USI(Universal Stylus Initiative)対応のASUS Penも付属。
正確なタッチ性能とペン入力が可能となっています。
どちらのモデルも性能上の違いはありません。CM3の方が画面サイズがやや大きく、重量が軽いです。
その代わりCZ1は4つの角に衝撃吸収材を使用しており、表面には傷や指紋が目立たない加工がしてあります。
ただしどちらもMIL-STD-810Hに対応しており、強固なところは変わりません。
大きさや重量はCM3の方がほんの少し軽く小さいですが、誤差の範囲に近いです。
余程のこだわりが無い限り、どちらを選んでも問題は無いと思います。
CPU・PASSMARK
CPUはMediaTek MT8183を採用しています。PASSMARKは1679とエントリークラスのSOCです。
インテル系CPUだとCeleron N4020の1591やAMD 3015Ceの1386と近い数字になっています。
どちらも同じくエントリークラスのCPUなので、最低限快適に動かせるラインがこのあたりだということでしょう。
MediaTek MT8183は8コア8スレッドなので、マルチタスクではCM3やCZ1の方がCeleron機よりも快適に動かせるかもしれません。
CPU | MediaTek MT8183 | PASSMARK | 1679 |
---|---|---|---|
コア数 | 8 | スレッド数 | 8 |
基本クロック | 1.989Ghz | 最高クロック | ?Ghz |
GPU | ARM Mali-G72 MP3 | ||
最低TDP | ?W | 最高TDP | ?W |
ディスプレイ
CM3とCZ1の違いの1つはディスプレイサイズです。
古い方のCM3は10.5インチ、新しい方のCZ1は10.1インチとCZ1の方が僅かに小さくなっていますが性能は全く一緒です。
ディスプレイはタッチパネルとタッチペン対応のフルHD対応と一通りの使いやすい機能は搭載しています。
高性能タッチペンは薄さ7.9mmのアルミニウム合金製筐体を特徴としており、4,096段階の筆圧検知が可能です。
直接文字を書き込んだり絵を描いたりと幅広い用途に使えます。
TFT液晶という特性上、横や斜めから覗き込む場合に見づらかったり色が変わってしまったりといった弱点があります。
しかし、それさえ気にしなければ大きな弱点は他になく、コストの割に高性能な専用タッチペンに対応していたりと他機種よりも優れた点もあります。
画面サイズ | 10.5インチ 10.1インチ | 画面種類 | TFT液晶 |
---|---|---|---|
解像度 | フルHD (1920×1080) | タッチパネル | ○ |
表面処理 | グレア(光沢) | 2in1 | デタッチャブル(着脱式) |
メモリ・ストレージ
メモリは4GBと最低限となっています。通常の使用範囲では特に困ることは無いと思いますが、複数の作業を同時に行ったり、重い作業をする際には少しもたつきを感じるかもしれません。
ストレージは128GBと必要十分な容量です。通常の使用範囲はもちろん、ローカル環境でプログラミングを行うといった用途でも困ることはあまり無いと思います。
総じて金額から考えると十分すぎる容量が確保されています。
種類 | 容量 | 規格 |
---|---|---|
メモリ | 4GB | LPDDR4X-2933 |
ストレージ | 128GB | eMMC |
サイズ・重量
CM3とCZ1の違いの2つ目は重量とサイズです。
幅は約1mm、高さは約3mm、奥行きは約1mm大きくなっています。
一回りとも言えない大きさなので誤差の範囲といっても良いのではないでしょうか。
ただ高さに関しては3mm違っているとタイトに設計されているケースだと入らない可能性があるので、その点は注意した方がいいかもしれません。
新しい方のCZ1は本体だけだとCM3よりも6g軽くなりましたが、キーボードカバーを合わせた重量は119gも重くなっていました。
これは先述した4つの角に衝撃吸収材を使った影響だと思われます。
それでも全体の重さとしては1034gと決して重くはありません。
重量 | 506g/915g 500g/1034g | 幅x高さx奥行 | 255.44×16.9×167.2 mm 256.43×20.8×168.03 mm |
---|
インターフェイス・駆動時間・生体認証
インターフェイスはUSB-Cポートが1つのみです。
デタッチャブル(着脱)タイプにありがちな構成ですが、少し物足りません。
充電しながらだと周辺機器が接続できないので、Bluetoothを活用したり充電しながら別のポートを使えるようになるアダプターを用意するといいでしょう。
CM3とCZ1の違いの3つ目は駆動時間です。
駆動時間は古いモデルであるCM3の方が1時間長い12.5時間駆動となっています。
あくまでカタログスペックなので実使用ではほとんど差を感じることは無いと思います。
インターフェイス | USB Type-C | 駆動時間 | 12.5時間 11.5時間 |
---|---|---|---|
生体認証 | x |
その他・通信関連・カラー
その他通信関係などは一般的なものとなっていますが、Bluetoothのバージョンが4.2と古いです。
大きな問題にはならないと思いますが、最新のBluetoothイヤホンなどで遅延やノイズが発生することがあるかもしれません。
他には無いものにUSI規格に対応した「ASUS USI Pen」が付属しています。
内蔵式のスタイラスペンとして4096段階の筆圧感知に対応ととても高性能です。
CM3とCZ1の最後の違いがカラーです。
CM3はミネラルグレーに対してCZ1はブラックです。
その他 | Webカメラ Bluetooth4.2 日本語キーボード | その他2 | ASUS USI Pen |
---|---|---|---|
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | モバイル通信 | x |
カラー | ミネラルグレー ブラック | 自動更新ポリシー | 2028年6月 |
まとめ
ASUS Chromebook Detachable CM3とCZ1は、10インチで着脱式のキーボードカバーとスタイラスペンが付属してくるなど、他のChromebookにはあまり見られない特徴を持っています。
付属してくるASUS PenはUSIペンと言われる高機能なものなので、ペン入力を重視する方にはオススメの機種です。
CM3とCZ1の違いはディスプレイサイズ、重量、駆動時間、カラーの4つです。
個人的には重量が軽いCM3をオススメしますが、特にこだわりが無ければ在庫やセール状況などで選んでしまっていいと思います。
ASUS Chromebook Flip CM3 ノートパソコン(12インチ/日本語キーボード/Webカメラ/MediaTek MT8183/4GB・64GB eMMC/タッチスクリーン/シルバー)
コメント