11インチ新旧比較「ASUS Chromebook CX1(CX1100 CX1101)」詳細レビュー【エントリー】

ASUSから発売された「Chromebook CX1」のCX1100とCX1101の外観画像です。性能は違いますが外観は同じです。
Chromebook CX1(CX1100) Chromebook CX1(CX1100)

スペック・性能表

CPU Celeron N3350
Celeron N4020
PASSMARK1143
1587
画面サイズ 11.6インチ画面種類TFT液晶
解像度 FWXGA (1366×768)タッチパネルx
表面処理 ノングレア(非光沢) 2in1x
メモリ容量  4GB メモリ規格 LPDDR4 PC4-19200
ストレージ容量 32GB eMMC 駆動時間 12.5時間 /13.7時間
インターフェースUSB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2
USB3.2 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2
microSDスロット※共通
生体認証x
その他Webカメラ
Bluetooth4.2
日本語キーボード
 その他2
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/acモバイルx
重量1.2kg/1.24kg幅x高さx奥行287.4×17.5×200.1 mm
291.6×19.5×200.9 mm
カラートランスペアレントシルバー自動更新ポリシー  2024年6月?

ASUS Chromebook CX1 CX1100(旧)とCX1101(新)ってこんな感じ

2機種ともエントリークラスの位置づけとなっているChromebookです。

前半の型番が同じなので分かりづらいですが、CX1100が古くてCX1101が新しいモデルです。

どちらも2コアCeleronを搭載してディスプレイのクオリティも低くすることでこの価格を実現しています。

他にも細かいところで仕様が異なりますが、CX1101(新)はCPUがアップグレードされ、インターフェイスのフルサイズのUSB端子が1つ増えたものと考えていいと思います。

どちらも処理性能はかなり低いですが、余程の理由がない限りは少しですがCPU性能が高いCX1101を選ぶことをオススメします。

※CX1には11インチモデルの他にも15インチモデルがあります。

15インチの新旧2機種を比較した詳細レビューはコチラで紹介しています。

CPU詳細・PASSMARK

CX1100(旧) のCPUであるCeleron N3350はintel第8世代とかなり古いです。

また、2コア2スレッドという事もあり、PASSMARKは1143と2021年に発売されたChromebookの中でもトップクラスの低性能でしょう。

GPUも貧弱過ぎるのでゲームには全く向きません。

CPU Celeron N3350PASSMARK1143
コア数2スレッド数2
基本クロック1.1Ghz最高クロック 2.4Ghz
GPUHD Graphics 500世代8
最低TDP4W最高TDP6W
Chromebook CX1(CX1100)

CX1101(新) に使われているCPUはCeleron N4020で第9世代とひと世代新しくなっています。

同じく2コア2スレッドですが、PASSMARKは約1.4倍の1587となっており、GPU性能もアップしています。

正直この性能でもChromebookで使うには少し物足りないものがありますが、用途次第ではアリという選択肢にはなりました。

ちなみに CX1100(旧) は2021年6月発売で CX1101(新) は同年10月に発売とたった4ヶ月の差しかありません。

この値段なら…と割り切って旧機種を買った人は泣いていいと思います。

CPU Celeron N4020PASSMARK1587
コア数2スレッド数2
基本クロック1.1Ghz最高クロック 2.8Ghz
GPUUHD Graphics 600
最低TDP4.8W最高TDP6W
Chromebook CX1(CX1101)

ディスプレイ詳細

11.6インチのTFT液晶でFWXGA (1366×768)と、液晶の種類と解像度はコストダウンが図られているのが分かります。

TFT液晶はコストを下げられる分視野角が狭いので、見る角度によっては色が変わって見えてしまう弱点があります。

表面処理はノングレア(非光沢)なので、映り込みや反射で目が疲れやすくなるのを防いでくれます。逆に鮮やかに映像を写すことは苦手なので、動画や画像の視聴には向きません。

ノングレア(非光沢)のTFT液晶という性質から、テキストを主体としたネットサーフィンや事務作業などが向いています。

USB-C端子から外部ディスプレイに最大3,840×2,160ドットでの出力にも対応しているので、USB-C→HDMIアダプタなどを使って外部のIPS液晶モニタに出力すれば、これらの弱点を克服できます。※

画面サイズ 11.6インチ画面種類TFT液晶
解像度  FWXGA (1366×768) タッチパネルx
表面処理ノングレア(非光沢)2in1x

※全てのアダプタ、液晶モニターでの動作を保証している訳ではありません。

メモリ・ストレージ容量

メモリは4GBでストレージは32GBとローエンドモデルとしては一般的な構成です。

ウェブブラウジングや動画鑑賞などの一般的な用途では困ることは特に無いと思います。

書籍や音楽、動画を保存する場合は、MicroSDカードスロットやUSB端子を使ってストレージの増設や拡張が必要です。

その際にUSB3.0に対応したコンパクトなUSBメモリなら邪魔にならないスペースで高速なデータ転送が可能です。

種類容量 規格
メモリ4GBLPDDR4 PC4-19200
ストレージ32GBeMMC
共通仕様

サイズ・重量

重量とサイズはどちらもほぼ同じと見ていいと思います。

CX1101(新)の方が約4mm横幅が大きく、2mm高くなっています。奥行きはほぼ変わりません。

重量も40g多いだけなのでほぼ誤差の範疇と言えるでしょう。

ただし、タイトなPCケースをしようしていると入らない可能性はあるので気をつけて下さい。

重量1.2kg幅x高さx奥行287.4×17.5×200.1 mm
Chromebook CX1(CX1100)
重量1.24kg幅x高さx奥行291.6×19.5×200.9 mm
Chromebook CX1(CX1101)

インターフェイス・駆動時間・生体認証

インターフェイスは CX1101(新) の方がUSB-A端子が1つ増えて合計2つとなっています。Type-Cはどちらも2つです。

MicroSDカードスロットもどちらも搭載されているので、データのバックアップやストレージの増設目的で使うことができます。

バッテリー駆動時間も CX1101(新) が13.7時間と CX1100(旧)よりも1.2時間増えていますが、もともと十分な駆動時間なので、実使用での体感差はほとんど無いでしょう。

生体認証はどちらもありません。

インターフェイスUSB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2
microSDスロット
駆動時間12.5時間
生体認証x
Chromebook CX1(CX1100)
インターフェイスUSB3.2 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2
microSDスロット
駆動時間13.7時間
生体認証x
Chromebook CX1(CX1101)

その他・通信関連・カラー

その他はWebカメラ、Bluetooth、日本語キーボードと一般的なものは全て揃っています。

ただしBluetoothは4.2と古いバージョンです。

実使用で問題になってくることはあまり無いと思いますが、Bluetooth5.0以降に対応した新しいBluetoothイヤホンなどで接続が不安定になったり遅延が発生することが稀にあるかもしれません。

Wi-Fiはバージョン5まで対応しています。高速で安定した通信が期待できます。

カラーはトランスペアレントシルバーです。

その他Webカメラ
Bluetooth4.2
日本語キーボード
その他2
無線LANIEEE802.11a/b/g/n/acモバイル通信 x
カラートランスペアレントシルバー自動更新ポリシー2024年6月?
2029年6月?
共通仕様

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