![ASUSから発売された「Chromebook CX1」のCX1100とCX1101の外観画像です。性能は違いますが外観は同じです。](https://takostec.com/wp-content/uploads/2021/12/asus_chromebook_cx1_cx1100_cx1101-1024x768.jpg)
スペック・性能表
CPU | Celeron N3350 Celeron N4020 | PASSMARK | 1143 1587 |
---|---|---|---|
画面サイズ | 11.6インチ | 画面種類 | TFT液晶 |
解像度 | FWXGA (1366×768) | タッチパネル | x |
表面処理 | ノングレア(非光沢) | 2in1 | x |
メモリ容量 | 4GB | メモリ規格 | LPDDR4 PC4-19200 |
ストレージ容量 | 32GB eMMC | 駆動時間 | 12.5時間 /13.7時間 |
インターフェース | USB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2 USB3.2 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2 microSDスロット※共通 | 生体認証 | x |
その他 | Webカメラ Bluetooth4.2 日本語キーボード | その他2 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | モバイル | x |
重量 | 1.2kg/1.24kg | 幅x高さx奥行 | 287.4×17.5×200.1 mm 291.6×19.5×200.9 mm |
カラー | トランスペアレントシルバー | 自動更新ポリシー | 2024年6月? |
ASUS Chromebook CX1 CX1100(旧)とCX1101(新)ってこんな感じ
2機種ともエントリークラスの位置づけとなっているChromebookです。
前半の型番が同じなので分かりづらいですが、CX1100が古くてCX1101が新しいモデルです。
どちらも2コアCeleronを搭載してディスプレイのクオリティも低くすることでこの価格を実現しています。
他にも細かいところで仕様が異なりますが、CX1101(新)はCPUがアップグレードされ、インターフェイスのフルサイズのUSB端子が1つ増えたものと考えていいと思います。
どちらも処理性能はかなり低いですが、余程の理由がない限りは少しですがCPU性能が高いCX1101を選ぶことをオススメします。
※CX1には11インチモデルの他にも15インチモデルがあります。
15インチの新旧2機種を比較した詳細レビューはコチラで紹介しています。
CPU詳細・PASSMARK
CX1100(旧) のCPUであるCeleron N3350はintel第8世代とかなり古いです。
また、2コア2スレッドという事もあり、PASSMARKは1143と2021年に発売されたChromebookの中でもトップクラスの低性能でしょう。
GPUも貧弱過ぎるのでゲームには全く向きません。
CPU | Celeron N3350 | PASSMARK | 1143 |
---|---|---|---|
コア数 | 2 | スレッド数 | 2 |
基本クロック | 1.1Ghz | 最高クロック | 2.4Ghz |
GPU | HD Graphics 500 | 世代 | 8 |
最低TDP | 4W | 最高TDP | 6W |
CX1101(新) に使われているCPUはCeleron N4020で第9世代とひと世代新しくなっています。
同じく2コア2スレッドですが、PASSMARKは約1.4倍の1587となっており、GPU性能もアップしています。
正直この性能でもChromebookで使うには少し物足りないものがありますが、用途次第ではアリという選択肢にはなりました。
ちなみに CX1100(旧) は2021年6月発売で CX1101(新) は同年10月に発売とたった4ヶ月の差しかありません。
この値段なら…と割り切って旧機種を買った人は泣いていいと思います。
CPU | Celeron N4020 | PASSMARK | 1587 |
---|---|---|---|
コア数 | 2 | スレッド数 | 2 |
基本クロック | 1.1Ghz | 最高クロック | 2.8Ghz |
GPU | UHD Graphics 600 | ||
最低TDP | 4.8W | 最高TDP | 6W |
ディスプレイ詳細
11.6インチのTFT液晶でFWXGA (1366×768)と、液晶の種類と解像度はコストダウンが図られているのが分かります。
TFT液晶はコストを下げられる分視野角が狭いので、見る角度によっては色が変わって見えてしまう弱点があります。
表面処理はノングレア(非光沢)なので、映り込みや反射で目が疲れやすくなるのを防いでくれます。逆に鮮やかに映像を写すことは苦手なので、動画や画像の視聴には向きません。
ノングレア(非光沢)のTFT液晶という性質から、テキストを主体としたネットサーフィンや事務作業などが向いています。
USB-C端子から外部ディスプレイに最大3,840×2,160ドットでの出力にも対応しているので、USB-C→HDMIアダプタなどを使って外部のIPS液晶モニタに出力すれば、これらの弱点を克服できます。※
画面サイズ | 11.6インチ | 画面種類 | TFT液晶 |
---|---|---|---|
解像度 | FWXGA (1366×768) | タッチパネル | x |
表面処理 | ノングレア(非光沢) | 2in1 | x |
※全てのアダプタ、液晶モニターでの動作を保証している訳ではありません。
メモリ・ストレージ容量
メモリは4GBでストレージは32GBとローエンドモデルとしては一般的な構成です。
ウェブブラウジングや動画鑑賞などの一般的な用途では困ることは特に無いと思います。
書籍や音楽、動画を保存する場合は、MicroSDカードスロットやUSB端子を使ってストレージの増設や拡張が必要です。
その際にUSB3.0に対応したコンパクトなUSBメモリなら邪魔にならないスペースで高速なデータ転送が可能です。
種類 | 容量 | 規格 |
---|---|---|
メモリ | 4GB | LPDDR4 PC4-19200 |
ストレージ | 32GB | eMMC |
サイズ・重量
重量とサイズはどちらもほぼ同じと見ていいと思います。
CX1101(新)の方が約4mm横幅が大きく、2mm高くなっています。奥行きはほぼ変わりません。
重量も40g多いだけなのでほぼ誤差の範疇と言えるでしょう。
ただし、タイトなPCケースをしようしていると入らない可能性はあるので気をつけて下さい。
重量 | 1.2kg | 幅x高さx奥行 | 287.4×17.5×200.1 mm |
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重量 | 1.24kg | 幅x高さx奥行 | 291.6×19.5×200.9 mm |
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インターフェイス・駆動時間・生体認証
インターフェイスは CX1101(新) の方がUSB-A端子が1つ増えて合計2つとなっています。Type-Cはどちらも2つです。
MicroSDカードスロットもどちらも搭載されているので、データのバックアップやストレージの増設目的で使うことができます。
バッテリー駆動時間も CX1101(新) が13.7時間と CX1100(旧)よりも1.2時間増えていますが、もともと十分な駆動時間なので、実使用での体感差はほとんど無いでしょう。
生体認証はどちらもありません。
インターフェイス | USB3.2 Gen1 Type-Ax1/Type-Cx2 microSDスロット | 駆動時間 | 12.5時間 |
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生体認証 | x |
インターフェイス | USB3.2 Gen1 Type-Ax2/Type-Cx2 microSDスロット | 駆動時間 | 13.7時間 |
---|---|---|---|
生体認証 | x |
その他・通信関連・カラー
その他はWebカメラ、Bluetooth、日本語キーボードと一般的なものは全て揃っています。
ただしBluetoothは4.2と古いバージョンです。
実使用で問題になってくることはあまり無いと思いますが、Bluetooth5.0以降に対応した新しいBluetoothイヤホンなどで接続が不安定になったり遅延が発生することが稀にあるかもしれません。
Wi-Fiはバージョン5まで対応しています。高速で安定した通信が期待できます。
カラーはトランスペアレントシルバーです。
その他 | Webカメラ Bluetooth4.2 日本語キーボード | その他2 | |
---|---|---|---|
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac | モバイル通信 | x |
カラー | トランスペアレントシルバー | 自動更新ポリシー | 2024年6月? 2029年6月? |
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